84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:24:17.61 ID:IsVcDC9H0
「そうか。良かったんじゃないか?自分の最初の研究に幕が下ろせて。」
容器の中の男は苛立ちとともにそう答える。
これは明確に読み取れた。
狐面の男も
『エイワス』も
冷たい視線を向ける。
「その朽葉とは?」
『エイワス』が狐面の男に尋ねる。
「死なない人間だ。」
「死なない…。」
「ああ。全ての因果から追放された人間。人は死ぬ、そんな当たり前の因果からも。」
『エイワス』は
愉快そうに
唇をゆがめる。
「面白い。それは面白い。君とはもっと話したい。もっと面白いことを聞きたい。」
293Res/201.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。