86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/03/08(火) 00:26:21.86 ID:IsVcDC9H0
「『エイワス』…そろそろ自重していただきたい。」
「何故だ?私は今や、あなたの『プラン』よりもこの男の因果律の話のほうに価値と興味を感じている。」
これはもはや挑発だな、と狐面の男は思った。
なので乗ってみた。
これが成功すれば、自分の目的はほぼ達される。
「…ほう。ということは、俺にも必要な知識を、必要なだけ、与えてくれるのか?」
ブクッ!
気泡の中でも取り立てて大きいものが出る。
円筒形の容器のランプに黄信号が出た。
「…いいだろう。それは君次第だが。」
『エイワス』は意地悪そうな顔で容器の中の男にはっきり聞こえるようにそう言った。
狐面の男も、犯しそうに笑いながら
人差し指を立てる。
「『それは君次第だが。』ふん。俺の求める知識はたったの1つだけだ。」
モニタの向こうでは
雪が積もるどこかの地で
駆動鎧が動き回っている。
車を追っているようだ。
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