14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/03/06(日) 01:00:39.24 ID:UJglJRMW0
図書館から出ると、雨はますます激しくなっていた。遠くからは微かに雷の鳴る音も聞こえてくる。
「ひどい雨……。キュゥベえ、魔女も気になるところだけど、今日のところはひとまず家に帰りましょう」
マミは制服のスカートの裾をひらひらさせながら言った。
「この雨じゃ、こんな格好であまりうろうろするわけには行かないもの」
「君にまかせるよ、マミ」
「向こうの道を通れば、屋根があるわ」
そう言うとマミは、歩いて5分ほどの距離にある商店街のアーケードの方角に歩き始めた。
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