過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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◆Rx8sTNAmH2
[saga sage]
2011/03/09(水) 00:37:07.12 ID:QPz9raj10
上条(ほ、他にもいるのかよ……。しかもあれ……アンチスキルがあんな風になるなんて。
もしかして……今学園都市中にゾンビが溢れてるんじゃ……!)
おそらく、先ほどの銃声も誰かがゾンビと戦った時の音なのだろうと、上条は見当をつけた
その音に引き寄せられたのか、あるいは上条の存在をなんらかで捕らえたのか、それとも偶然なのか
ゾンビたちは間違いなく上条を目指して近づいてくる
上条(アンチスキルがあの格好で、ぼろぼろになっているってことは……、
生きてる人間が咬まれるか何かしたらこっちもゾンビになるのか!?
くそっ!わかんねーことが多すぎる!なんでこんなことになってんだ!?)
女子生徒「ああぅー……」
上条「!?」
最初に出会ったゾンビの女子生徒が、いつのまにか、あと3歩もすれば手の届きそうなとこまで来ている。
上条はもう覚悟を決めていた
上条(いいぜ……とりあえず幻想殺しを試してみよう!)
幻想殺しがどう効くかを知っておくことは、後々できいてくるだろう
もしも正気を取り戻せるなら、一人救えたことになる。効かないなら、これから無理に突っ込んでいく必要はない
そして仮に触れることでこの少女が死んでしまうなら── 認めたくはないが危機がひとつ減ったことになる
上条はさっと少女に向きあい、体に力を込めた
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