過去ログ - インデックス「とうま・・・・・・おいしそうだね」
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72: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:06:30.36 ID:tQMxf1Mi0

美琴が手を放すと、黒子はそっと目を開け、名残惜しそうにこちらを見た
不覚にもそのしぐさにちょっとドキッとしてしまった美琴だが、寮には点呼の時間があり、それに遅れることは出来ない
いそいそといつもの制服に着替え、髪を整えた

以下略



73: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:07:05.75 ID:tQMxf1Mi0





以下略



74: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:07:40.60 ID:tQMxf1Mi0

御坂美琴 1日目 9:02:29 第七学区 常盤台中学 美琴のクラス


美琴(なんだかなぁ……)
以下略



75: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:08:17.86 ID:tQMxf1Mi0

症状としては、軽い熱、吐き気、頭痛、そして倦怠感らしい
特に倦怠感は、体をうごかすのも億劫なそうだ
黒子も同じような感じだったので、おそらく同じ『病気』に感染したのだろう

以下略



76: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:09:24.97 ID:tQMxf1Mi0



クラスメイト1「う……ううう……」

以下略



77: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:11:35.96 ID:tQMxf1Mi0

なんと、他の朝から調子の悪そうだった子も、一斉に突っ伏してしまったのだ
3人とも、何かを耐えるような声をあげ、時折肩を震わせている

教室の中がざわめきたった
以下略



78: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:12:20.72 ID:tQMxf1Mi0

美琴(何!?何があったの?……下の階は一年生のクラスよね?)

教師「全員静かにしなさい!私が見てきますから、ここで静かに待機していなさい!」

以下略



79: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:13:24.94 ID:tQMxf1Mi0

美琴「すみません先生!私、上の階を見てきます!」

扉の前で美琴は振り向き、教師の方を見た
クラス中の視線がこちらに向かっているのに、ほんの少しだけたじろぐ
以下略



80: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:14:14.64 ID:tQMxf1Mi0

美琴「っ!?」

美琴が振り向き、そして目にしたものは──

以下略



81: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:15:14.64 ID:tQMxf1Mi0

誰もが、何が起こったのか、何がおきているのか理解できず、呼吸さえ飲み込んで、2人を見た

その間、クラスメイト1は離れることなく、クラスメイト2の顔色は青白くなっていった
ふと、クラスメイト2の右手がゆっくりと上がり、クラスメイト1の後頭部にそっと触れた
以下略



82: ◆Rx8sTNAmH2[saga]
2011/03/13(日) 21:16:28.25 ID:tQMxf1Mi0

クラスメイト1の顔は、白と赤で構成されていた。とても昨日まで普通に笑い、泣き、怒っていた人間とは思えない
表情は空ろで喜怒哀楽がなく、顔色は青白で、クラスメイト2と同じくらいに死を漂わせていた
額には脂汗がてかてかとひかり、口の周りには血がべっとりとついている
その口をくちゃくちゃと租借──何を租借しているかは考えたくない ── するさまは、もはや到底人間とは呼べない
以下略



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