過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/19(火) 11:32:03.11 ID:lQtguuolP
エイワス『それはそれは。君がそこまで執着している"現出した私"だ、好きにするがいい。私にはそんなことよりも、あれによって私の興味対象が破壊されてしまう事の方が、余程問題だ』

アレイスター「それについては、どうするつもりも無くてすまない、とだけあなたには言っておこう」

エイワス『今の一番の関心事は彼女の戦いだ。そこは比較すれば大きな問題じゃない。気にしないでいい』

それじゃ観戦に戻る、と言い残し、会話は終わった

番組の途中で挟まれたCM中にトイレを済ませる様なものだったのだろう

アレイスター「……あなたは、最後まで"彼女の"だったな」

アレイスター「それは、あなたなりの区別や区切りと言ったところなのだろうか」

呟いたアレイスターの視界には、第7学区でぶつかり合うシヴァと光の球があった

光球の大きさは、また更に一回り小さくなってしまった

生き残った学園都市をあらゆる角度からモニターする機能の一つに、彼の脳の特性から自動的にクローズアップ処理される映像があった

その中では一人の少女が、第7学区の冥土帰しの病院から駆け出し、そのまま何処かへと向かっていた

アレイスター「……滝壺理后。君はこの中で、何処へ向かおうとしている」

アレイスターと言う存在は、彼女を保護しようという衝動に、もう一度駆られた

前の衝動の時とは、彼女が第一学区で半蔵によって拉致された時の事である

だが同時に、何がどういう偶然か、その行く方向にはとある人物が、存在があった

それを確認して、彼の衝動は止まる

アレイスター「ここは、彼に任せるのが道理というものか」

そして、アレイスターは視界から、それら二人を映し出すモニターを消し去った


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