過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/07(土) 03:57:16.88 ID:sNwVsL2yP

ステイル「どういうことだ?」

イェス「単純な話さ。救世主は聖地に現れる。逆に言えば、聖地の中ならば、誰がそうなのかは分からない。何しろ救世主だ。私の力でも完全にどうこうできるものじゃない。この上条当麻のようにね」

全て私の管理下なら、上手くだろうがな

後に続いた言葉は、上条へ向けられたものに思えた

ステイル「"定かではない"、なんて言い方をするぐらいだ、特定とまではいかなくとも、範囲は絞られているんじゃないのか?」

イェス「……確定していない、ということまでが事実だとは保証しよう。さて、今度はこちらからだ」

ステイル「何だ?」

イェス「君は一体何者なのか、ということだ」

ステイル「ご自慢のデータの通り、必要悪の教会所属の一魔術師で神父。魔法名でも名乗ろうか? その意味を知っているかどうかは知らないが」

イェス「そのデータは古いのだろう? 今の君は、敵であるはずのローマ正教系の術式が埋め込まれているな」

上条「ローマ正教だと?」

驚いて、ステイルの方を向く。しかし、彼は上条の視線を無視した

ステイル「驚いたね。科学の塊ごときが、そんなところまで見破るか」

イェス「これは、科学だけの代物じゃないさ。そしてローマ正教以外にも、複数の見慣れない術式も確認できる。君が開発したにしては、いささか度が過ぎると言えるだろう」

イェス「質問を変えよう。今現在、誰の指示で動いている? 本当にイギリス、必要悪の教会の人間なら、ボストンなどには居ないはずだからな」

居るとしたら、襲撃中のNYであるはず。なにしろ彼らのアメリカでの行動目的は、陽動なのだから

ステイル「……神の右席、右方のフィアンマ。知らないと言っても、これ以上の言葉は無いが」

イェス「いや、大丈夫だ。フィアンマ。そうか」

上条「神の右席だって? 一体どういうことだ、ステイル?!」

ステイル「君には関係ない、上条当麻。これはイギリス云々でなく、僕個人の問題だ。そしてイェス、フィアンマ抜きの、僕個人として是非聞きたいことがあるんだが」



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