過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:02:57.82 ID:eV37KtkbP
(無茶です。これ以上の連続使用はあなたの脊髄にまで害が出かねません)

(微小機械で最低限の修復を図らなければ。垣根帝督も予想以上の早さで回復してしまった様ですし)

上条(仕方ないってのかよ! でもそれじゃ、御坂がっ)

(大丈夫でしょう。既に彼女は声も上げられないほどの状況です。これ以上害を加えると、例えそれが即死に繋がることでなくとも、ショックだけで体が死にかねません。人質という価値を殺したくないなら、奴は害を加えないでしょう)

(もちろん、だからと言って殺されない、という保証は無いのですが。しかし、死んでしまったら彼女の価値がないのも事実)

上条(……クソッ!!)

酷使し過ぎて悲鳴どころから感覚すら無くなってきた足で、上条はその場所を蹴って、バックステップしつつ、体の向きを変えた

彼の動きを追う様に、重機関銃の掃射がなされる。上条の行動を予測して射角を付けるという、その重機関銃の射角を司るシステムの予測行動そのものを上条のAI達は予測して、彼を最小限でイェスの真下から逃そうとする

多脚による踏み潰し、浮遊砲台からの砲撃、機関銃の攻撃を、時には受け止めて回避し続る最中、

一発の砲撃が、上条の背後の舗装路に着弾する

逃げ場はそっち方向に限られていたので、彼は着弾で生まれた窪みを跳び越そうと、一際大きく地面跳び上がった

垣根「バーカ。俺を忘れて貰っちゃ困るぜ」

どこから見つけたのか、もしくは落下したイェスの機械下半身の一部だったものなのか、垣根の翼には上条の体ほどの太さのあるバールのようなものが握られていた

それが、上条めがけて振り回される

下手に受け止めれば即死、速度的に回避も難しい。その上、それまでの回避の際に溜まったエネルギーが邪魔で、更なる現実or幻想殺しの使用は厳しい。それらを使用したブースト行動も肉体ダメージ的に使用は難しい

となると

上条は自らの左手を、バットの様に振り回され、向かってくる金属の太い筒に向けた

そして、その接触の直前

上条の左手から、強い衝撃が生じる

その衝撃は、それまで溜めこまれたエネルギーの凝縮であり、放出された力は、垣根のバットを弾き返すには十分だった

だが、逆にそれは、上条自身を吹き飛ばすのには十分すぎると言う事でもある

自らが自らを守るために生じさせた衝撃が、強い光を放ちながら上条自身をもぶっ飛ばした


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