過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:03:41.96 ID:eV37KtkbP
変化を一番敏感に感じたのは、きっと彼らだろう

何しろずっと、それを見続けていたのだから。彼らにとっては、努力が報われた様に感じられもした

バチカン宮殿の、とある空間
以下略



343:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:04:20.61 ID:eV37KtkbP
仮にそのまま上条が飛ばされていたなら、その距離はkm単位だっただろう

しかし、結果的にはそこまでの事は無かった

理由は、彼を受け止めた存在。ステイルだ
以下略



344:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:05:30.15 ID:eV37KtkbP
イェスの側も芳しくないのだった

垣根「イェス、あの術式に何が影響が出てるんじゃねえのか」

離れたところにある上条たちの様子を窺いつつ、垣根は尋ねた
以下略



345:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:06:19.46 ID:eV37KtkbP
神裂の両腕は、確かに彼を捉えるハズだった

しかし、その時は訪れない。天草式の仲間が背後から神裂を攻撃したからという訳でも無い。それくらいで止まりはしないだろう

だが現実に、その両腕は彼の両サイドを間抜けに力無く通過しただけだった
以下略



346:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:06:59.67 ID:eV37KtkbP
結局かき乱されただけで、仲間が死んだだけ

だが、一つの事実が分かった

対馬「……やっぱり、女教皇は私達を」
以下略



347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:07:52.15 ID:eV37KtkbP
とにかく、こんなに離れていてはどうしようもない

上条とステイルはアメリカンサイズにしてもやり過ぎなイェスと垣根に近づく

ステイルからすれば、御坂美琴など知ったことではない。そういう前提がある
以下略



348:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:08:42.38 ID:eV37KtkbP
そしてその羽根は自動追尾式の小型ミサイル宜しく、ステイルの方へ方々の角度から突っ込んでいく

垣根「さっきはよくもやってくれたじゃねえか。お詫びと言っちゃなんだが、俺に殺されてくれよ!!!」

翼の本体である彼自身も、地面を撥ねてミサイル羽根を回避するステイルに近づいた
以下略



349:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:09:29.22 ID:eV37KtkbP
第三位の様にどちらかと言えば電気の流れに干渉するのではなく、電子の性質そのものへ干渉する麦野は、吹き出した高温の電解質が 極 力 自らの体に触れないよう、固形化した自由電子を自らの周りに展開し自らの身を守る

しかし、その守りは確実には出来なかった

彼女が今ここにいる目的は、あの半裸の巨人である。アレを大火力で射抜くこと、それがここにいる理由
以下略



350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:10:20.21 ID:eV37KtkbP
攻撃に焦りながら集中するあまり、なおの事防御が疎かになっていく

悪循環にはまりつつあった

生じた炎が膨れ上がり、一瞬、視界を完全に遮った
以下略



351:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:11:06.84 ID:eV37KtkbP
垣根が通過を許した炎の巨人は、そのまま親に縋る子供の如く複数の機械の脚を持ったイェスに突っ込み、その腕を叩き付けた

ガァン!! と装甲から甲高い音が鳴るが、あらゆる方面の技巧を込められたそれは、そう簡単には壊れない

垣根がステイルの相手をし始めたのを確認して、イェスは反撃を始めた
以下略



352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/22(日) 11:11:48.71 ID:eV37KtkbP
まるで蚕の眉から紐を紡ぐ様にして、目的の方向へ伸びる。しかしそれは徐々に太くなり、向かってくる槍と接触するころには、太い柱と言っても差し支えないほどである

柱と槍では、どちらが弾かれるかは目に見えている。特にそのエネルギー的密度が大きければ、尚更だ

同じ射線上に、槍と柱が並び、まさに触れた瞬間
以下略



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