過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/25(水) 07:32:12.86 ID:WZTUMIy3P
ロシア成教にとって、彼は確かに救世主だと言える

現に今襲いかかってくるローマからの攻撃者達を押し返す手段は彼らには無かった

それはロシアだけではなく、既に多くの宗派宗教が彼らによって潰されている

なので、フィアンマ率いる集団が居る事はロシアにとって幸いだ

ワシリーサ「でも、気に食わないのよねぇ」

モスクワの殲滅白書の拠点の一室で彼女は呟いた

目の前にはやっとのことで満腹になった禁書目録が小さな吐息を立てて眠る姿が有る

その少女の頬を突きつつ、彼女は考える

元はと言えば、彼女はロシアとローマが手を組むと言う事には反対していた。そしてその背後にフィアンマがいるということも知っていた

だが、この状況下においてはフィアンマの様な強者が必要と言う事で、彼らが入ってくることを拒まなかった

ワシリーサ「だって仕方が無いじゃなーい?」

独り言は続く

ワシリーサ(決断の後とはいえ、モスクワ郊外の離宮に幽閉されている総大主教を直接狙ってくるほどにローマは増長していた)

ワシリーサ(事実、私が駆けつけなければ殺されてたもの、あの子)

常に自分だって万全ではない。疲労も有れば都合もある。ずっとそう言う部隊を相手し続ける訳にもいかない

その上に、天使の群まである。それこそオーバーワークだ

ならば、フィアンマのような怪しい連中も入れるしか無いじゃないか

今のところ、彼はやたらと譲歩してくれる上に、確実な働きをしている

気になるのは、奴の目的

どうやらニコライは知っていてその話に乗っている様だが


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