過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/02(木) 01:26:33.25 ID:Slt1fRmaP
上条「それで、良いんじゃないか。お前が気に入ったんなら」

相「ええ。それでは、私はちょっと探してきます」

上条「探すって、なにを?」

相「決まっています。移動手段と、衣類ですよ。ずっと裸のままも悪くは無いですが、御坂さんの目が有るでしょう? だから貴方に任せたんですから」

なるほど。御坂を胸の位置で御姫様だっこしていれば股間はどうあっても彼女の視界に入らない

女性に、しかも母親に似た感じのある人に指差されるのは止めて頂きたいが

御坂「あ、移動手段なら、東の方に私が乗って来た奴がまだ生きてるかも」

相「それはいいですね、了解です。それではしばしお待ちを」

言って、女はその場を離れた。御坂にウインクを残して

相と名乗る、彼女としてはコレで良いのだ。自分は御坂に当麻を会わせると約束して来たのだから

自分も当麻に抱き付いていたいという欲は、もちろんある。しかし、割り切った。だから"姉"と言った。彼の守護者として、自らは有るべきだと思った

ステイルは意識が無いし、垣根は少し離れた場所に居る。自分が彼女を抱いて探し物に行った当麻の帰りを待つより、どう考えたってこっちの方が彼女には良いだろう

そうやって考えて、空気を読んだ彼女

しかし、彼女が去った所で、彼らに二人きりの時間など無かった

残された男、垣根帝督

「イェスの抑制術式が、消えた。完全に」

それは、自らが扱えるエネルギーの増大でも理解できてしまった

それが意味するのは"抑制術式"の崩壊、真の"終末"

「抑えられていたから、この程度で済んでったってのに」

「奴が消えちまったら、誰が"終末"の進行に歯止めをかけるってんだ? 誰がこの理不尽を止めるんだ?」

彼の独り言は、思考の吐露は、感情という熱を帯びる

「誰もいやしねえ! 居るわけがねえだろ! 人間は結局、自らの勝手が最優先だ。この俺だってそうなんだ」


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