過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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666:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/15(金) 15:19:18.50 ID:NevFLdj6P

「な、何をやりやがった?」

一方「能力者が能力を使った、ただそれだけだ。何も不思議じゃねェだろォ?」

唇を少々切っただけの御坂に比べて、ライフルと腹を貫いた弾丸によって男は苦悶の表情を浮かべる

「馬鹿な! あ、有り得ねェ! テメェら先にコイツを殺っちまえ!!」

何処に伏せていたのか、声を合図に一斉に銃弾が一方通行へ向かう

一方「折角頭使えってったのによォ、馬鹿共が」

一方通行へ向けられた、と言ってもその弾丸全てが全て彼に向かう訳ではない

当然、近くの御坂にも流れてしまう弾もある

単純な反射ならば、助かるのは彼だけのはずだが

そこに残ったのは、ハチの巣になってしまった男達と、唇から赤い血を垂らすだけの御坂、そして一方通行だった

一方「銃声が聞こえて来てみれば、妹達と思いきや、まさかオリジナルの方だったとはなァ」

御坂「嘘、なんでアンタは能力を使えるのよ」

一方「流石クローンだ。ガキと同じこと聞きやがる」

御坂「?」

一方「まァいい。俺に感謝しろよ」

御坂「私を助けた事を? 恩着せがましいわね」

一方「違ェよ。テメェを守るために、テメェ以外の全てを吹っ飛ばそうとでもしてた、あの大馬鹿野郎を止めたことに、だ」

腰を地面につけたまま身を起こしただけの彼女の前で、「これ以上破壊されンのは勘弁だからな」と言いつつ親指で指し示す一方通行

その先には、右手をこっちに向けた、険しい表情の上条があった


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