過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/07/27(水) 03:29:37.75 ID:SDuGfqaSP
相「直径はおよそ、100km程度ですね」
フレンダ「……は? 100km?」
上条のサイダーを奪って口を直していた一方通行は、もう一度吹き出しそうになった
一方「ふざけンなよ。人類どころか生物全滅じゃねェか」
相「はい。余裕で消え去りますよ。なにしろ、恐竜を絶滅させたと言われる隕石のサイズですら10km程度ですから」
上条「ちょっと待ってくれよ。そんなもの、どうやって迎撃するんだ。映画みたいに核ミサイルとか撃ち込んで何とかなるサイズなのか?」
相「実際の所、核ミサイルなどを撃ち込んだだけでは殆ど効果は無いのですからね。普通に考えればどうしようもないです」
フレンダ「ちょ、落下予定とか分かってるわけ?」
相「だいたい二日後です。それまでにどうにか出来なければ、終わりですね」
一方「さらっと言うなよ。冗談じゃねェンだろ」
相「ええ。しかし、普通の考えを度外視したものが、この都市にはあった。一つはほぼ丸々吹き飛んでしまった第1学区に、そしてもう一つがここ第7学区に」
フレンダ「一体何、ソレ」
相「超強力なレーザー砲とでも言えばいいのでしょうかね。まるでこういう事を目的に造られたとしか思えない代物が、地下に在るんですよ」
まーたぶっ飛んだ話だな、と一方通行は思ったが、彼は確かにそれらしき光を何度か見ていた
その時は、まだ可愛いレベルの光の束だったが
相「それを使ってまずその隕石に穴をあけ、そしてその穴へ現存する技術では最高レベルの核兵器を撃ち込むのです。米軍が用意していたその弾頭威力は、およそ2000Mt。学園都市の技術で更に性能向上させる予定だったようですね」
上条「既存兵器とは桁が3から4つぐらい違うな。でも確かにこの方法なら出来そうだ」
フレンダ「だけど、なんでそんな物があるワケよ。結局、私達でも知らなかったようなことが、どうしてアメリカが知ってたのかも分からないし」
相「あまり長い時間は覗き見出来なかったので、そこまでは分かりませんでした。HAMADURAというセキュリティなのか何らかのコードなのか良く分からない部分が出てきて超えられなかったので」
フレンダ「浜面? そう言えば、結局どうなったんだっけ」
核融合炉が人為的に暴走して吹き飛んだ第一学区から、絹旗や滝壺を運んだ存在が仮に彼だとして、その後どうなったんだろうか
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