過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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707:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/27(水) 03:32:33.08 ID:SDuGfqaSP
「貴様、何をした?!」

ロンドン地下鉄を進んでいたところ、後ろから声がした

彼女にとっては聞きなれた声で有り、そしてその男の手には冠が一つ。エリザードのものだ

ローラ「言葉だな。私は英国の王なりけるわよ。特別威張ったりしたい訳ではなきたるから、別にその物言いでも構わないけれど」

団長「王だと!? ということは、やはり」

ローラ「……この世からエリザードの血は絶えしこと。これ以上は言わずとも分かりしよね」

腰には、一振りの剣。右手にも一振りの件

失ったハズの右腕に握られた剣からは、光が発せられ辺りを黄色く照らしている

団長「こ、この光は」

今は照明用に使っているものだが、これはもともとは王家のセレモニーにて使用される、儀式用のソレ

無意識に敬意を向けさせる作用を持ち、そしてえも言われぬ光をだすには、未だ科学の光りでは無理なのである

そしてなにより、この光を扱えるのは、王室派のみ

ローラ「陛下、などと呼ぶ必要はなしたるが、命を聞くかしら?」

団長「……なんなりと」

向けていた剣を下げて、彼は膝を付いた。その仕草で、彼女は満足して近づいた

ここからの奇襲だって有り得るが、だからなんだというのか

ローラ「よし、ならばこの剣をその手にとって欲しい」

差し出したのは、カーテナ。しかも二本ともだった

団長「な……?」

ローラ「王は君臨すれども統治せず」


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