過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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728:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/04(木) 11:49:11.21 ID:OC/qdsK9P
「全く、騒がしいことをしてくれる。悪魔の概念を利用した扇動の術式の使用もほどほどにして欲しいものだ」

急に訪れた暗転の後、上条刀夜が目を開くと、そこは来たことのある場所だった

とはいっても、刀夜自身が来たことが有る訳では無かったが

刀夜「そう思うなら、最初からこちらに働きかけてくれれば良かったのではないかな。そうすれば、あんなに人を連れてくる必要は無かった。軽傷とはいえ、まだ大半は怪我人なんだから」

アレイスター「重病患者を囮に使うものが良く言う」

厳しい切り替えしに、しかし刀夜はハハハと笑い声を返した

刀夜「使えるものを使って障害を除去すると言う方法に、問題でもあるのかい? 君も似た様な事をしてきただろうに」

アレイスター「否定はしない、上条刀夜。いやイェスとやらもか。しかし、君が動けば死人が増えるばかりだ」

刀夜「昔からそういう性質なんだ。巻き込まれてしまった人には申し訳ないがね」

アレイスター「神の対抗軸側であれば、それが本来の姿だろうな。しかし、それがどうして人を救うようなマネをする」

男が逆さに浮かぶビーカーの前に、一歩ずつ彼は近づいた

刀夜「神を形作るのは信仰だからな。それが消えてしまえば、悪魔の側も存在意義を失ってしまう。つまりは消滅だ。相対した存在だからこそ、相互依存関係が生まれている以上、人間が消えることによって信仰が消えては困るのだよ」

アレイスター「保身か」

刀夜「私という性質上、人間な要素が大いにあるのでね」

刀夜「そして私イェスの目的は、変わらず人類の直面している問題の解決」

アレイスター「次代の私、科学側の箱舟という保険の件では世話になったな」


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