過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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[saga sage]
2011/08/04(木) 11:49:51.07 ID:OC/qdsK9P
刀夜「それは貴様の為にした訳ではないぞ」
アレイスター「分かっている」
刀夜「なにより父親としての私が、息子を始めとした子供たちを守りたいと思うのは自然な衝動だとは思わないかな」
アレイスター「父親とAIと悪魔概念。なんとも奇特な組み合わせだ。……ここでも、"終末"を早めてしまった弊害が出てしまったらしい」
中空にフッと浮かんでは消えていく大量の数字の束には、所々赤字で印が付けられていた
圧縮された時項が競合して生じたエラーの視覚的な警告だが、そこから連なる樹形図は恐ろしいほどに赤字のオンパレードを見せる
刀夜「何事も思い通りにはいかないものさ。さて、今回ここに来たのは、前のように学園都市を明け渡せと言いに来たわけではないんだよ」
アレイスター「出力制限の解除だろう。分かっている。機器が壊れない幅で、好きに使うと良い」
刀夜「素直で助かる。だが、わざわざこうして出向かないと解除してくれないなんて、案外頭が固いじゃないか。何処の誰が名付けたのか知らないが、"神の国"を撃ち落とす事は、君にとっても有益なはずだろ?」
アレイスター「……強いて言うならば、無駄な事をするなという警告の為。と言いたいところだが、いいだろう。この世界のズレがどれほどのものか、最終確認を計るにはいい機会だ」
刀夜「何がいいたいんだ?」
アレイスター「私の予想が正しくば、それは無意味な結果に終始して、そして君達はより慌てることになるだろう。だが、それでも構わない。丁度良い機会に、広大すぎるほどの疎開地も上がったことだ」
刀夜「分かっている失敗からでも、得られることもあるものさ。ともかく目的は達せられた。もし何かあればまた泣きつきに来るかもしれないな」
アレイスター「なら、今度は茶菓子でも用意しておこうか」
珍しい冗談だが、その言葉の裏には明確に、もう一度来るだろう、という彼の予測が現れていた
刀夜「ははは。期待してるよ」
言って、彼はその空間からは消えた
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