過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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754:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/09(火) 02:59:48.80 ID:7arGJqoCP

「さーて、今のうちに」

殲滅白書なんて、一番相応しくない裏方が預言者授受の儀式になんて出席する分けがない

教会組織の中で一番忌むべき立場の存在なのだから

しかし、だからこそ

ワシリーサ「逆にこういうことをするには絶好のチャンスってわけよん」

皆が皆、出来るならば金色の聖堂にて、その瞬間を見たいのだ

どうして自分の行動に興味を持つ者などいるだろうか

ワシリーサ「……全く、何が悲しくて味方の目を掻い潜らなきゃならないのかしらねぇ」

それでも、ハッキリ言って本人たちは全く望んでいないだろうが、不審な人間が近づかないように見張りをしている

ここは、フィアンマの部隊がまるまる借り切っている、言わばフィアンマ派の最重要施設

モスクワとその周辺を巻き込んで浮上した、ベツレヘムの星でもノアの箱舟でもある術式の管理すら、ここを中心にしているだろう

大気圏外に出てしまった時点で彼女としても、それに手を加えようとは思っていない

ワシリーサ「超大規模術式以外の施設設備が整ってるのは、この辺のハズ」

彼女の狙いは、今朝持って行かれたサーシャの身に何があったのか、ということの確認である

無事に帰ってきたとはいえ、自分が殺した者すらフィアンマは従えているのだから、何があってもおかしくは無い

見張りの魔術師を異なる場所へ誘導して入った部屋には、報告書として机の上に書類がポンと置かれていた

時間的には、やはり

ワシリーサ「っと、これがそのデータか」

ペラペラとめくる。やはり、フィアンマは夏に降臨した大天使に付いて調べていたようだ

ワシリーサ「ふぅん。ホントに何か手を加えたとかをした訳ではない、と」


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