過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
1- 20
820:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/26(金) 13:50:26.03 ID:nb6vtV28P
大きさ、形、色。虹と言うには歪だし黒色もある。そもそも、そんな優しい物ではない

上条刀夜が詰めている建物の窓の外に見える様々な色を放つ光が、ここを全て丸々吹き飛ばすのは本当に一瞬の後だろう

上条刀夜の頭脳内での計算結果では、第7学区を全部クレーターにするぐらいは訳もないものだと判断されている

完全に窮地だった、この僅かすぎる時間

刀夜(この状況になっても、まだ動かないか。アレイスター)

彼はギリギリまで窓のないビルの住人の動きを監視していたが

刀夜(何か狙いがあるのか、それともまだまだ余裕だと言うのか)

その住人はこの窮地になっても動く気配を見せない

刀夜(彼にとってもこの場所は必要ではないのか。それとも、私が何か手を出すと読んでいるのか)

我慢比べは、どうやら自分の負けらしい

刀夜(どちらにしても、ここで私が動かない理由は無い。彼が動くという確証が無いものの、彼というある種の保険とすればいい)

開いていた目を閉じて、少し、意識を集中させる

それだけで、彼を中心に光の線が室内に、それは室内だけに留まらず、レーザー砲管理兼戦闘指揮施設の建物外にまで展開し、なんらかの術式陣を描いた

そして、その建物の屋上から、巨大な、下半身のない骨だけの人間の上半身らしきものが現出した


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1390.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice