過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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888:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/09/22(木) 05:09:30.81 ID:XtBQm+XVP
「――――そうかもしれない。こんな時ですら、繰り返すしてしまうのだから」

いつ崩れてもおかしくない廃墟で、彼はずっと瞑想していた

彼がこうなので、彼女もまた隣で風に髪をなびかせているだけだ

彼らには隔世の感すらあるが、考えている対象は変わらない

「……急に何をいってるんですかー?」

突然の呟きに、少女のような身で薄く白い布を身に纏った彼女は顔を半分だけ傾けて反応した

「愚か過ぎて、悲しさすら感じてしまう程だ」

「悲しいとは、君がか。感情を少しも私に見せてくれないから、無いものだと思っていたよ」

「人間を理解するには必要な要素だからな」

「だがその感情が、問題を引き起こす要素でもあるわけだ。今のように」

「あなたですらも、同じ事を言うのだから真理なのだろう」

「同じ事を……? ああ、"彼ら"と会話をしてたんですね。もう、アタシという存在が居ながら他の人と会話するとは、冷たいなぁ」

「限られた知識しか無いあなたとでは、出来る内容も限られてしまうからな」

「言ってくれるじゃないですかー。でも、今に君を満足させるぐらいの会話が出来るようになってみせようじゃないか」

「それは、楽しみにしておこう」

「むー。しかし、あの短時間によくもまあ23学区の地下施設を丸々移動術式に組み込んだものだ」

「何も難しいことではない。妹達のネットワークに指定位置を少々加えただけだ。しかも、今の妹達の中心は人間と言うよりはただのデバイス、装置でしかない」


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