過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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俺失踪なう
[saga sage]
2011/10/11(火) 08:35:06.91 ID:F/zw6ecBP
その衝撃は、その有効範囲に不幸にも含まれていた人々の命を、容赦なく奪っていった
それはアレイスター=クロウリーが自身の計が失敗した時の保険として、再配置の術式を行ったことによって連れて来た人々であり
多くは、現状の交戦状態を触る神無しとばかりに遠巻きに傍観、もとい疲れていたから関与する気など毛頭なかった人々だった
そして、苛烈な熱波と爆風が何もかもを吹き飛ばす、そんな中に偶然含まれてしまった集団が在った
彼女らにとって運が良かったのは、運用兵器が同じ米国製だったことぐらいだろう
"Nuclear"
本拠点である半ば廃墟となった第7学区の装置が電力不足となって、現地形の表示すら更新されないほど、殆ど役に立つ機会の無くなったレーダーマップ上に現れたその文字
相「……冗談、なんかではないですよね」
滝壺「え?」
それが示していたのは、当然具体的なモスクワ州のマップでは無く、空想上的平面空間で表された座標位置のみの着弾地点
同時に、着弾までの時間が逆算され、僅か十数秒のカウントダウンが全ての駆動鎧のモニターに表示される
駆動鎧を微小機械を介した神経伝達を使用して直感的に操っていたクローンの少女たちは、指揮者である相の指示が出た瞬間、操る駆動鎧の両肩にタクシー代わりに座っている他の女たちを掴みあげて、近くの起伏、正確に言えばちょっとした小川の窪みに逃げ込んだ
当然、驚くのは何が理由でそんなことをされたのか分からない、御坂や滝壺などの駆動鎧の肩に乗っかっていただけの少女達
絹旗「おあああっ!? ちょ、何ですか?!」
と、急に大きな腕で掴まれて、ほとんど地面に押し付けられた様になった少女は、強引にその腕を能力で押し上げようとしたが
それすら考慮の上とばかりに別の角度から力を加えられ、溝のように窪んだ川の壁に押しつけられる
相「皆さんはそのまま身を低くして下さい!!」
とは言われても、痛いものは痛い
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