過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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917:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/10/11(火) 08:45:42.98 ID:F/zw6ecBP
「核、だとっ!?」

騎士団長の声が、建て籠った市庁舎の中で響いた

刀夜「核による電磁パルスが確認されたから、まず間違いないと思う」

ホラ、といって騎士団長に見せた電子機器の調子は、上条詩菜の待ち受け画像を表示しているだけだと言うのに、どこまでもチラついていて見えやしない

団長「何故そんな物が日本に、と言いたいところだが、学園都市に非核など期待する方が間違いだったな」

いや、日本政府も怪しいところだが。などと彼は一人ごつ

刀夜「いや、アレは恐らく米軍が持ち込んだものだろうな」

団長「まさか、例の隕石の粉砕に使う予定だった弾頭か。いや、それにしては威力が不十分だな」

刀夜「恐らく、その一部を使ってしまったんだろうね。それ以外では、あれだけの威力を出せる兵器なんて残っていなかった」

団長「部分的なものだったという訳か。だが、核は核だ。あの通りの威力を発揮して、どれだけの被害が出て来たのかも分からない」

そう言って、騎士団長は少し強い視線を上条刀夜へ送った

部下の不始末の責任は上司のものである

刀夜「警護にに残した者を悪く言えはしないが、人材不足ではある。でもそれはお互いだろう?」

団長「この事態では、人材が豊富なところなどないだろうな」

刀夜「ああ。人材が余っているところなんてない。どこもいっぱいいっぱいだ。だからこそ」

団長「そうだな。モスクワの側も核と暴徒の対応を迫られている今だからこそ、このモスクワ市を低リスクで脱出可能と言う訳だ」

刀夜「その通り。しっぽを巻いて逃げ出すなら今の内だよ」

団長「なにか、まるで逃げ出さないかのような物言いだな」

青髪「まさか、刀夜さん」

黙っていた部下たちも、一斉に顔を刀夜へ向けた


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