過去ログ - 唯「直死の魔眼――?」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/07(月) 20:00:16.56 ID:/pwNr4Li0

梓「―――――――…………」

 とても自然に、強く意識して、私はその死を視る。


《和「だって、能力を持っている以上、それを使わないのはエゴだもの。心の贅肉だわ。
 ねぇ、唯。唯のその眼だって、発揮しようと思えば何かに使えるはずでしょう?
 それをせずに日常を食いつぶすのは――甘えてるか――逃げてるだけなんじゃないの?」》


        そうして、やっと理解した。


《律「運命を切り開く意志の力、って、なんだかカッコいいとおもわねー?
 だから私は――どうにもならない運命、だなんて。そんなもん、ないんだって、思いたいね」》



梓「――――――――天使、さま――――――――?」




    私の眼は、これを殺すためにあったのだと―――――


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