過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/13(水) 02:01:21.66 ID:9KzOTW+Oo

「これがあれば地球のどこにいようが、電波が届く限りいくらでも話せるでしょ」

「うー、でも私はいまいち使い方が良く分からないんだよ」

インデックスも自分の携帯電話を取り出すが、うんともすんとも言わない。

「電源が入らないじゃない。ちゃんと充電してるの?」

「とうまが心配で、それどころじゃなかったんだよ」

「……はぁ、貸してみなさい」

美琴はインデックスの携帯電話を受け取るとバッテリーを外し、軽く握りしめる。

「何をするの?」

「こうするのよ」

美琴は集中し、意識をてのひらに向ける。
二、三度空気が爆ぜる音がし、微弱な稲光が右手の周りを走った。

「……よーし、充電完了」

バッテリーをはめ込むと、インデックスの携帯電話は軽快な音を立てて起動した。
もちろん、電池残量表示は満タンである。

「短髪って電気を操る超能力者なんだっけ?」

「レベル5の万能性なめんなよー。
 まあバッテリーにはあんまり良くないかもだけど、一回くらいならどうってことないでしょ」



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