過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:30:10.26 ID:6dTTluKVo

「お姉様〜〜っ!!」

「だぁ〜っ! まとわりつくな鬱陶しい!!」

「常盤台の制服に身を包むお姉様も凛々しく素敵ですが、レアな私服のお姉様もまたとってもCUTE!!
 さささお姉様、黒子と写真などいかgぐげぇっ!?」

「疲れたからってごろごろせずにさっさと着替えれば良かったわ」

いきなり眼前に現れ抱きついてきた後輩をげんこつで引きはがしながら、美琴が叫ぶ。

「酷いですの……二週間ぶりにお姉様成分を補給できると思いましたのに」

「どうせさんざっぱら人のベッドで寝たりしてたんでしょ」

「嫌ですのお姉様、いくら黒子とは言えそんなことは」

「じゃあなんであんたの目覚まし時計が私のベッドの上にあるのかしら?」

ひょい、と幾何学的な形をした目覚まし時計を持ち上げる。

「そ、それはその……」

「まったく、あとで私の私物もチェックしないと」

はぁ、と美琴はため息をついた。
そして表情を綻ばせる。
激動の日々から、日常へと帰ってきた実感が今更になって湧いてきた。

「ただいま、黒子」

「お、お帰りなさいませ、お姉様」



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