過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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463:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:00:23.41 ID:gloHf2zso

「さ、バイオリンの話はこれでおしまい。
 それより、あの子と何を話してたの? 結構長く話してたわよね」

「うーん、何って言われても、いろいろ、かなぁ……」
以下略



464:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:01:19.96 ID:gloHf2zso

「──そろそろ面会時間も終わるころよね」

「そういえばそうだな」

以下略



465:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:02:01.90 ID:gloHf2zso

帰り道、暗くなった道を美琴は急ぐ。
バイオリンケースのせいで思うように走れず、予想外に時間を食ってしまった。
冬が近づき日が沈むのが早まりつつあるため、門限もそれに合わせて早くなっている。
急がなければ制裁を喰らうかもしれない。
以下略



466:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:02:47.97 ID:gloHf2zso


【TO】インデックス
【sub】どーいたしまして
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以下略



467:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:04:07.13 ID:gloHf2zso

深夜。

廃墟となった建物の中を、白ずくめの少年が歩いている。
一方通行。
以下略



468:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:05:29.06 ID:gloHf2zso

クローンを作るためには、大量の空間や資材、水や電力などが必要となる。
ならばそのモノの流れや誤魔化しようのない空間そのものを突き止めればいいのだが、そこは学園都市の闇が相手だ。
隠蔽や情報操作などお手の物。未だ一方通行は情報の糸口すらつかめずにいる。

以下略



469:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:06:50.72 ID:gloHf2zso

とある研究室。
ディスプレイ以外に光るもののない部屋で、その男は必死にコンピュータへと向かっていた。

男の名前は天井亜雄。
以下略



470:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:08:31.57 ID:gloHf2zso

コン、コン、とリズムよく、研究室の扉が叩かれる。
天井はビクリと背筋を震わせ、舌をもつれさせながら応えた。

「だ、誰だ?」
以下略



471:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:10:34.82 ID:gloHf2zso

「もう一つのほうの進捗状況はどうなってるの?」

「"最上位個体"のことか?」

以下略



472:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:12:22.87 ID:gloHf2zso

「ところで、一つ聞いていいか?」

「何かしら?」

以下略



473:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/27(水) 02:16:46.69 ID:gloHf2zso

ぐりぐりと銃口を押し付け、醜悪な表情で語る女。

「分かったら作業を続けろよ。返事は『はい』か『イエス』だ。でなきゃお前の脳天に新しい尻の穴をこさえてやる」

以下略



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