過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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597:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 00:58:46.06 ID:8N6s3wGgo

ふと、そこで海原は絹旗が浮かない顔をしていることに気付く。

「どうかしましたか?」

以下略



598:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 00:59:46.83 ID:8N6s3wGgo

「その前に、絹旗さん」

ポケットをごそごそと漁っていた海原が、何かを絹旗へ差し出す。

以下略



599:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:00:43.20 ID:8N6s3wGgo

11月27日。

第七学区にある公園で、一組の男女がベンチに座っていた。
茶色いジャージを羽織りジーパンを履いた男の名は浜面仕上。
以下略



600:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:01:35.48 ID:8N6s3wGgo

そして、麦野沈利との邂逅。
彼女とは三度死闘を繰り広げた。
立ちはだかる敵を殺し、裏切ったとはいえ仲間を殺し、そして浜面や滝壷を殺そうと何度も追ってきた。
しかし、浜面は戦いの果てに力尽き倒れた麦野を見捨てることはできなかったのだ。
以下略



601:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:02:40.36 ID:8N6s3wGgo

「…………南南西から信号が来てる」

不意にもぞもぞと動き、起き出した滝壺。
目をこすりながら、きょろきょろとあたりを見回す。
以下略



602:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:04:31.22 ID:8N6s3wGgo

地面に這いつくばり時折びくんびくんと痙攣する浜面を踏みにじり、絹旗はゴミを見るような視線を飛ばす。

「超浜面の癖に相変わらず超キモいんですよ。能力を使わなかっただけ超感謝するんですね」

以下略



603:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:05:51.49 ID:8N6s3wGgo

「はまづらも、きぬはたも、まるできょうだいみたいだね」

「滝壺さん、それは超酷いです! こんな図体ばかり超デカくてデリカシーゼロの弟なんて死んでも超いりません!」

以下略



604:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:06:57.57 ID:8N6s3wGgo

「──そっか、今は他の組織に入れられたのか」

「臨時の代替要員ですけどね。今のオシゴトが終われば超オサラバです」

以下略



605:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:08:34.32 ID:8N6s3wGgo

「……そう言えば、二人はロシアへ脱出したのでしょう? 戦争の超中心地でしたけど超大丈夫でしたか?」

「いんやぁ、ずっとヒヤヒヤしっぱなしだったよ。なぁ、滝壺?」

以下略



606:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:09:22.24 ID:8N6s3wGgo

「『超能力』とは異なる、学園都市外の人間の『能力』ですか……」

「絹旗、何か心当たりでもあるのか?」

以下略



607:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/11(水) 01:09:51.55 ID:8N6s3wGgo

「あの『天使』、一体なんだったんでしょうね?」

「少なくとも侵入者が使ったものじゃないと思う。
 学園都市の九割が陥落した状態であんなもの使う意味がないし、仮にそうだったら私たちは今ごろ生きてないよ」
以下略



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