過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/05/15(日) 03:35:50.44 ID:W8rEPNSco

アイテムの主砲たる麦野の攻撃の貫通能力は折り紙つきだ。
常に位置情報を得られる滝壺との組み合わせは暗部でも最強クラスの攻撃力と言っていい。
その威力はまさに一撃必殺、死ぬとはいかなくても当たれば確実に後遺症の残る怪我は負うはずだ。

だが、彼女は五体満足のまま今再び麦野の前に立っている。
つまりは、麦野の攻撃を『超電磁砲』は難なくいなせるということであり、その底力は計り知れない。
そこまでの実力差。現状の不利さは圧倒的だ。

「……ということは、彼女のAIM拡散力場を滝壺さんは超記憶していたのでは?」

「……なんでかな」

滝壺は小首をかしげる。

「『超電磁砲』のAIM拡散力場が、夏休みの時とはちょっと異質な感じがするの。
 揺らいでるというか、変質してると言うか、とにかく覚えてるのとは微妙に違うみたい。
 何か、精神的に大きな刺激を受けたような……」

「……中坊だし、多感な時期だからか?」

「それだけじゃないの。『超電磁砲』と似たようなAIM拡散力場がこの病院のあちこちから感じる。
 それらと相互に影響し合ってるせいで、あの子のAIM拡散力場はなんだか上手く捕捉できないみたい」



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