過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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(千葉県)
[saga]
2011/05/28(土) 02:35:34.01 ID:2nJkUX9vo
「──いやー、今日は楽しかったですね」
木山が去ったのちも、四人は常盤台中学の見物を続けた。
本物のお嬢様が淹れる紅茶に初春が大興奮したり、美琴のクラスに掲示された論文に柵川中組が知恵熱を出したりといろいろなことがあった。
そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、もう完全下校時刻だ。
一端覧祭の期間中も、最終日を除き完全下校時刻は変わらない。
四人はとある曲がり角で二組に分かれる。
常盤台の外部寮へと帰る美琴や白井と、柵川中の寮に帰る初春と佐天だ。
「あはは……明日は本当にうちの学校を見に来るんですか?」
「そうよー。楽しみにしてるからね」
「あまり期待しないでくださいよ、うちは本当にフツーですから」
苦笑いする初春と佐天。
世界に名だたる常盤台中学と違い、柵川中学は本当に何の変哲もないただの中学校だ。
期待されるようなものがあるとは思えない。
「えー、やっぱ楽しみじゃない。友達が通ってるところがどんなところか興味あるもの」
「じゃ、じゃあまた明日」
「ええ、明日ね」
手を振って、美琴と白井は二人から離れて行く。
初春と佐天は苦笑いのまま、それを見送るのだった。
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