過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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869:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/06/12(日) 01:25:53.57 ID:Sj9M+n8No

「その子は俺の友達だからさ、何か正当な理由がないなら離してやってくれよ」

「……ですが」

理由ならばあるが、それは"正当"とは言えない。
風紀委員の身分をちらつかせればこの男は黙るかもしれないが、それは明らかに職務から大きく逸脱した濫用行為だ。
それよりも、この男から問い質せるならそっちのほうが早い。

「貴方がこの状況を説明してくださると言うのなら、今すぐお話しいたしますわ、上条当麻さん」

「悪いけど、その子を離してはもらうが説明はしない。見ず知らずの人にする話でもないしな」

白井は上条の口調に違和感を覚えた。
過去、白井は幾度となく上条に対し攻撃を仕掛けている。
さすがにそれすら忘れるような鳥頭ではなかったはずなのだが……。

「見ず知らずとは御挨拶ですわね。わたくしと御坂美琴お姉様の関係を忘れたわけではないでしょう?」

「ひょっとして、御坂の後輩か何かなのか。だとしても、これは俺から言うことじゃない。
 聞くなら俺でもその子でもなく、御坂に聞くべきだろ」

御坂美琴の事は認識しているのに、白井のことは全く知らないかのような上条の態度に、再び違和感。
この奇妙な感じは何なのだろうか?

にらみ合いを続ける上条と白井、おろおろし続ける19090号。
そこへ、



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