過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[saga]
2011/06/12(日) 01:39:23.80 ID:Sj9M+n8No
「……私の秘密は全部話した。それで、あの子たちのことを知ってあんたはどう思った?」
美琴に問いかけられる。
きっと、美琴にとっては一番聞きたくて、一番聞きたくないこと。
妹達の事を知ってしまった人間が妹達の味方になってくれるならよし。
でなければ、美琴としてはその人間とは距離を置かざるを得ない。
クローンという事実はあまりに異質だ。そうせざるを得ない理由が確かに存在する。
緊張の面持ちで答えを待つ美琴に、白井は神妙な表情で答える。
「お姉様のお話を聞いて、わたくしがどう思ったかなんて、決まりきっていますでしょう?」
直後、白井の姿が掻き消える。
「はあああああああああんんんんッ!! ほっぺたに青のりをくっつけた妹様がとってもキュートですのおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!
あぁんっ、萌え! これこそが真の『MOE』の境地ですのッ!? 天使は確かにこの地上に存在したあああああああああああああああああああああああッッッ!?」
「なっ!? ど、どこを触っているのですか、とミサカは猛抗議します!」
いつの間にか19090号の背後にテレポートし、服の上から胸に腰に肩にとあちこち触りまくり、あまつさえその柔らかな頬に顔を寄せようとする白井。
唖然とする上条の目の前で、白井は更に行動をエスカレートさせてゆく。
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