過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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2011/03/27(日) 02:36:07.24 ID:JZglDAH2o
こんばんは
レスありがとうございます
どんどん妄想具合が酷くなっていきますが、今日の分を投下していきます
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2011/03/27(日) 02:37:00.78 ID:JZglDAH2o
11月1日。
翌朝。
朝早くホテルを出た一行はいくつかのグループに別れ、上条当麻の携帯電話が沈んでいる場所へと向かうこととなった。
以下略
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2011/03/27(日) 02:37:52.56 ID:JZglDAH2o
美琴の携帯電話に表示された座標を建宮に伝えると、彼は地図を広げて何かを呟いた。
地図の上に置かれた船の形の紙片はこの船の位置、動かぬ青く丸い紙片は上条の携帯の位置だろう。
他の船にも同じものがあるようで、建宮が他の船と交信し、機能しているかどうかを確かめあうのが聞こえた。
以下略
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2011/03/27(日) 02:38:36.21 ID:JZglDAH2o
海岸から沈没地点まではそう離れているわけではない。
とはいえ、杭で氷を砕きながら進むのだ。そこまで速度が出るわけではない。
のろのろとした速度に焦れ始める美琴を案じてか、五和がことさら明るい声で言う。
以下略
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2011/03/27(日) 02:39:33.79 ID:JZglDAH2o
「……分かったわよ。危ないから離れていて」
そう言うと、美琴は船の端のほうへと歩いていき、海上のほうを向く。
背中に感じるのは、期待と興味の視線。
以下略
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2011/03/27(日) 02:40:34.30 ID:JZglDAH2o
さすがにこれから深海へと潜ろうと言うのに、レールガンを連射して体力を消耗したくはない。
代わりに取り出したのは、砂鉄を詰めたボトル。
舳先に立った美琴は約4リットル分もの砂鉄を自在に操り、海上の氷を容易に切断していく。
以下略
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2011/03/27(日) 02:41:32.09 ID:JZglDAH2o
「……っと、ここから先は進めないのよな。潜っての作業になる」
ここから先の海域は空中要塞が落下したあたりなのだろう。
海上を覆う氷の向こうに、目の前の海面から何やら岩肌のようなものが飛び出ているのがいくつも見える。
以下略
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2011/03/27(日) 02:42:42.85 ID:JZglDAH2o
水の中で、美琴はおそるおそる目を開けてみた。
とくに海水が沁みることもなく、視界は良好だ。
どういう理屈かは分からないが、ちゃんと呼吸だって出来ている。
以下略
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2011/03/27(日) 02:44:15.22 ID:JZglDAH2o
目当ての塊は、中でも最も大きいものだった。
見上げれば頂上は海上にまで達し、下を見ればそれは漆黒の闇へと続いている。
軽く見渡すものの、内部へと侵入できそうな場所は見当たらない。
以下略
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2011/03/27(日) 02:45:35.77 ID:JZglDAH2o
10mほどの厚みのトンネルを抜けると、そこは上下に広い空間だった。
『もしかしたら、崩れた時に横倒しになったのかも知れませんねぇ。
ほらあれ、移動用の車両のレールですよ』
以下略
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