5:梓「モンスターハンター?」[sage]
2011/03/09(水) 09:52:50.84 ID:YdrHANSAO
純ちゃんは、梓ちゃんがHTTに加入した時期にハンターになってから、無所属のまま色々なパーティーに客員として参加している、ソロのハンター。
一緒にクエストをこなした事のある梓ちゃんは、純ちゃんを「動きは粗いけど、攻める時と退く時の判断力が速くて生存能力が高い」と評価してる。
純「はぁ〜っ、憂のお茶は美味しくて染みるぅ〜」
紅茶の感想を貰ってから、私は時計を見て身仕度を始める。
梓「もう行くの?」
憂「うん。教官さんに、午前中に行くって言ってあるから」
まだ私は「ハンター」じゃないから、鎧も武器も持っていない。
ポーチに僅かなアイテムを収めて、準備は完了する。
純「おっ、じゃああたしたちも見送りに行きますか!」
梓「……憂、大丈夫?」
梓ちゃんが、顔を覗きこんでくる。
その「大丈夫?」は多分、これからする試験に対してじゃなくて。
私がお姉ちゃんと同じ位置に立つ。その事への心遣い。
憂「うん、大丈夫だよ。…梓ちゃんも純ちゃんも、ありがとう」
そして私は、訓練所の扉を叩く。
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