過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」
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902:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 01:43:58.61 ID:t6Sf/FQAO
マリーダの声が届く前に、極大の閃光がフラッグファイター達を襲う
同じ武装から放たれたとは思えない膨大な熱量の奔流は、次々に部下を飲み込んでいった
逃げ損ねた一機が塵芥に変わり、逃げ遅れた一機が下半身部を飲まれ、隕石に隠れた一機は、砕け散る隕石ごと為す術無く消滅していく
たったの一撃で、瞬く間に部隊の三割を消失した

以下略



903:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 01:46:53.28 ID:t6Sf/FQAO
突然だった。先の戦いで損傷したガンダムが、追加武装を装着し戦線に現れたのだ
続く二射、ロックオンが利き目をやられていながら狙撃出来たのは、マリーダの能力を感じ取っていた為だろう
スナイパーライフルの一撃は当たらずとも、的確に距離を離させる

マリーダ「貴様ッ……!」
以下略



904:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 01:51:43.64 ID:t6Sf/FQAO
ヴァーチェを牽制しつつマリーダ機もまたガンダム達から離れていく
ロックオンは敢えてその背中を見送った
彼の脳裏には、間に合わなかった友人の顔が浮かんでいた
殺し合う約束をしておきながら今更何を……ロックオンは自身を笑った

以下略



905:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 01:58:56.97 ID:t6Sf/FQAO
ピピッ

刹那「!」

刹那「ロックオンが対艦攻撃を……?!」
以下略



906:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 02:01:48.39 ID:t6Sf/FQAO
ロックオンの駆るGNアーマーが放つ粒子ビームが、二隻目の輸送艦を貫き破壊する

マネキン「ッ……!」

深追いしてまでの対艦攻撃、即座に終わらせなければ、ロックオンは引き返してきた敵機に囲まれる
以下略



907:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 02:05:40.57 ID:t6Sf/FQAO
GN-Xのロングライフルをフルシールドで受けながら、スナイパーライフルで撃ち返す。互いに射撃の名手だけに、それらはいずれも機体を掠め、シールドの隙間を徹底して狙う精密射撃の応酬
マリーダはもはや気力だけで戦っている、ロックオンはそれを理解しつつ尚真っ向からぶつかっていく

マリーダ「貴様等はいつもそうだ! 好きなだけ壊し、直すこともせずに去っていく!」

以下略



908:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 02:07:33.38 ID:t6Sf/FQAO
ロックオン(何を躊躇しているんだ俺は……撃てよ、いつもそうしてきただろうが!)

時間にしてみればほんの二、三秒。短い葛藤だった
ただし、それを狙う猛禽が側にはいた

以下略



909:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 02:10:39.93 ID:t6Sf/FQAO
ロックオン「てめえみたいな奴に生きてる価値なんざねぇ……!」

サーシェス「マリーダちゃんにも言われたよ、同じことをな!」

サーシェス「だが所詮同じ穴の狢だろうが! 所詮身体改造されて闘うことしか出来ねえ女の泣き言と、夢見がちのテロリストの戯れ言だ!」
以下略



910:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 02:13:31.68 ID:t6Sf/FQAO
デュナメスの顔面、脚部に突き刺さり、そのまま自爆に近い爆発で粉砕する

ロックオン「ッッ……!」
サーシェス「はっははははははは!!」

以下略



911:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/04/18(月) 02:23:54.42 ID:t6Sf/FQAO
目指すはGNアームズのGNキャノン砲、破壊されながらも残った骸の残り

上部に取り付き、狙撃用のスコープシステムをキャノン砲のシステムに繋ぐ。粒子残量は、一発分。十分だ

ロックオン「ハァ……ハァ……」
以下略



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