22:1[sage]
2011/03/13(日) 23:58:19.54 ID:M0TsOs2AO
腰まであろうかという白髪、胸元まで伸びる白顎髯。教師よりも立派な杖。肩にはねずみ。
仙人とも言うべき老人相手に桐生は眉を潜めるばかりであった。
校長?「――――」
教師「――――」
少女「――、――――!」
桐生の処遇について揉めているようだ。揉めるといっても、少女が声を張り上げるばかりだ。
校長らしき老人に問いかけられるも言葉が理解できない。対する校長は顎髯を撫でながら思案する。
校長は桐生に杖を向けた。そして唱えるように言葉を紡く。
校長「ほれ。これで言葉が分かるじゃろ?」
桐生「――なに?」
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