過去ログ - 上条「み、御坂さ〜ん」美琴「触んないでよ。」
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56: ◆jPpg5.obl6
2011/03/18(金) 22:32:31.47 ID:WQCiTMTAO



「う…‥その、こんなに好きなのに、そんなことぐらいで嫌いになるかよ!ってことを言いたかったのですが……‥」


美琴の視線に圧されて、上条の声はだんだんと弱々しく響いていく。

美琴は、ふんっと鼻を尖らせ上条の首に腕をまわした。

「はぁ、ドキドキしてたのに。あんたって最後の最後が、決まらないわね」

何を言うでもなく、二人の唇が近づく。


「美琴さん、この距離はまずいのではないでせうか…」


「ほらまた、すぐそうやって、雰囲気こわす…」

美琴も、なんとなく上条と同じこと考えているのだろうと思った。


少しだけ、間をおいて。

美琴から、唇に触れる。
美琴からのそのキスは、ちゅっと唇を一瞬重ねるだけだった。

けれど、そこにはたくさんの想いがこもっていた。





不安だった気持ちも

嫌だった気持ちも


―――…‥いつの間にか
打ち消されてたみたい





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