過去ログ - まどか「腹パン少女ひとみ☆ヒドカ・・・?」
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)
2011/03/17(木) 23:06:39.62 ID:SJ89UvUio
「マミさん・・・」

「さぁ行きましょう。魔女はこの先よ」

私たちは走りました。
魔女という名のこの世界の出口へ向かって。
やがて見えてくる、一際広い空間。
空間の中央には可愛らしい小さなぬいぐるみのようなものが優雅にお茶を楽しんでいました。
これが魔女なのでしょうか。

「マミさん・・・私も戦いますわ」

「ありがとう。でも大丈夫よ。その一言だけで十分。もう何も怖くない」

マミさんは私にウインクしてみせました。
大丈夫だから大人しく見ててね、というサイン。
私はまどかさんをしっかり抱き寄せ、マミさんの戦いの舞踏を見守ることにします。

ダンッ。ズドンッ。

火を噴くマスケット銃。
銃弾は魔女をかすめ、ティーポットを割り、ケーキを粉々に砕きます。
被弾しつつも未だ優雅にお茶を飲む魔女。
しかし、そのお茶を1杯飲み干すと魔女はついに動き出すのでした。

小さなぬいぐるみのような魔女。
しかしそのぬいぐるみの口から出たのは真っ黒な煙の塊。
煙の塊はやがて毒々しい水玉模様を纏い始め、その先端には真っ白な仮面のような顔が形成されるのでした。

まるで子供の落書きのような稚拙な顔。
しかし口にはギザギザの噛み切るのに特化した見るからに恐ろしい歯が並び、見る者に恐怖を与えます。
マミさんはその塊に向かってマスケット銃を乱射しますが、まるで効いていない様子。


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