100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:33:06.29 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 琴吹ビル内部
ビルの内部にT-ポッドで侵入に成功するや否や、タックマンを銃撃の嵐が襲う。
防御形態に入ったT−ポッドはそのまま武装した変異種達に突撃した。変異種たちが吹っ飛ぶ。
人質はここにはいない。別の階に集められているようだ。
タックマン「斉藤」
斉藤『はい、なんでしょう』
タックマン「T-ポッドのソナーのデータを送るわ。琴吹ビルの内部構造は持っているわよね、それと会わせれば、今人質と敵がどこにいるのかわかるわ」
斉藤『すでに準備は完了しております』
タックマン「優秀だわ。人質のいる階は?」
斉藤『200人が3階に、もう200人が13階に。見張りもその二つに集中しております。また、最上階に一人、屋上に一人――おそらくこれは田井中様でしょう』
タックマン「わかったわ」
タックマンはエレベーターの扉に爆薬を投げ、やぶる。扉の奥に入り、半月系の武器を上方向に射出。そのままワイヤーを引き上げる。
三階の階段は警戒されているだろう。ならばこちらから攻める。
エレベーターの扉を内側から爆発させ、内部に噴煙弾を投げ込んだ。
敵は思わぬ場所からの攻撃に動揺を広げる。さらにこの状況では下手に攻撃できない。仲間に当たる可能性もある。
テロリストA「ちくしょう、みえねぇ!!」
テロリストB「落ち着け、人質を抑えろ!」
テロリストA「な、なんだこいつ、うあぁ!!!」
テロリストC「ど、どうなってんだ!!」
やがて煙が晴れ、そこに立っているのはタックマンただ一人だった。
人質は一箇所に集められて座っていた。皆、琴吹産業の社員だろう。
タックマン「斉藤、二階は」
斉藤『二階の見張りは一人――今階段から三階の様子を見にきております』
二階から繋がる階段の陰に立っていると、のこのこと男が会談を歩いて上がってきていた。
どうもそう深刻な事態だとは思っていないようだ。突然後ろに現われたタックマンが手刀を繰り出すと簡単に気絶した。
タックマン「斉藤、三階までの障害を排除したわ。警察に連絡して三階の人々を避難させて。琴吹の名前を出せば従うわ」
斉藤『そのようにお伝えします』
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