過去ログ - 紬「タックマン?」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/03/17(木) 04:11:58.58 ID:LjwDMhJO0
某国 科学研究機関

研究員「博士、"上"から連絡です」

博士「ほうっておけ。どうせ研究費削減だとかなんだとかをちらつかせてお説教がしたいだけだろう」

研究員「いえ、別件です。なんでも、組織の関係機関が次々襲撃されているとか」

博士「"変異種"にか?」

研究員「いえ、違うようです。通常兵器を用いていたようです。おそらくは敵対国家の特殊部隊かと」

博士「ふん。無駄なことを。今に見ておれ、この変異種研究が成功したあかつきには、やつら目にものみせてくれる」

博士と呼ばれた白衣の男は培養カプセルを見つめる。

博士「時代は暗闇に向かおうとしている。異常気象。犯罪、テロの増加。紛争。そして、変異種の出現。だがわが国は生き残る。この研究によってな」

???「そうはならない」

博士「っ!?」

気付いたときには既に博士の首にはナイフが突きつけられていた。
横目で先ほどまでいた研究員を探す。口から泡を吹いて床に伏していた。音も気配も感じられなかった。いつのまに。

博士「貴様、敵国の者か。何が目的だ」

???「研究データを渡せ。そうすれば命は奪わない」

博士「くっ……。仕方があるまい」

博士はポケットに手を入れ、中を探る。

???「やめておけ。この距離ではナイフのほうが速い」

謎の敵は冷静に言い放つ。博士の手が止まった。

博士「……くそっ」

博士は観念したように机の中から情報記憶端末を取り出し、謎の敵に渡した。



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