223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/08/26(金) 18:06:51.99 ID:EF8IawbQo
律「はははっ、ごめんごめん。なんか、おかしくなっちゃって。……澪って、ほんとにそういう言葉、キザっていうか甘甘っていうか……澪っぽいなって!」
澪「え、えええ!!?」
律「でも、気持ちがすっごく伝わってきた。ありがとな、澪」
澪「え、ああ……」
律「澪……キスしよっか」
澪「……?」
律「キスするんだよ」
澪「え、ええ!?」
律「ダメ?」
澪「ダメじゃないけど……その。なんていうかいきなりすぎるというか」
律「じゃあ強引にするから」
澪「そ、それはだめだ! ファーストキスは海辺で夕日を見ながらって決めてるから!」
律「え、若干ドン引き」
澪「うそっ?!」
律「冗談だって。知ってるよ。だったら今度海に行こう。唯と梓も誘ってさ。……ムギも。で、二人で夕方にこっそり抜け出して……」
澪「それ、いいかも」
澪と律は指を絡ませあい、身体を密着させ、ベッドに倒れこんだ。
律「……最初から、わかってたのかもしれないな」
澪「ん?」」
律「ムギだよ。『本人同士が良ければ女の子同士もアリだと思う』って言ってただろ」
澪「私達二人を見て軽音部に入ったみたいだし、確かにそうかもしれない」
律「きっと、背中を押してくれてたんだよ。自分の気持ちに気付かないままの私達の」
澪「……そうかも」
律「ムギって、いつも見守ってくれてたと思う。私たちを」
澪「……うん」
律「やっぱり、私達、みんな揃ってないと、ダメだよな」
律はそう言って、そのまま目を閉じた。
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