過去ログ - 紬「タックマン?」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/03/17(木) 04:34:08.96 ID:LjwDMhJO0
タックマン「お前の負けだ。目的を言え」

フードの男「誰が貴様のような狂人に……ぐぉ!!」

ぼきり。さらに指が折れる。
タックマンに慈悲など微塵も感じられない。こいつは、本物の狂人だ。

タックマン「何故、ただの女子学生を狙った」

フードの男「ただの女子学生? はっ、貴様は強いが、全くの無知だ。ただ、強いだけの、気が狂ったピエロにすぎない」

タックマン「何……」

フードの男「その女は、変異種だ。それも私などとは比べ物にならない。エヴォルドクラスのな……この世界を滅ぼすほどの力を秘めている。故に、滅ぼさなければならない」

タックマン「でたらめだ。この女子学生は、体力も学力も一般的だ」

フードの男「貴様、変異種のことを何も知らないな。変異種は何時目覚めるかわからない。誰もが変異種の因子を持っている。人類全てがな……そして、もうその女は覚醒を始めている。注意するがいい、今度貴様が戦う相手は、その女かもしれない……」

タックマン「それはどういうことだ」

フードの男「……」

男は泡を吹いてそのまま事切れた。毒を飲んだようだ。

タックマン「くそっ……」

律「な、なあ……」

タックマン「怪我は無いか?」

律「ああ、これ、返すよ」

律はマントを差し出すと、タックマンはあっさりとそれを受け取った。

タックマン「すぐに警察が来る。君は事情を話してくれ」

律「事情ったって、なにがなんだか……」

タックマン「通り魔が何人も殺して、自殺したといえばいい。私のほうも手を回している。君は今晩中に帰れる」

律「あんたは、なんなんだ? なんでこんなことをしてる?」

タックマン「秩序を望んでいるだけだ」

律「そんなもんのために、命をかけるのか? 何も見返りは無いのに」

タックマン「人間の価値観とはそういうものだ。誰もが理解できるような価値を持たない人間もいる」

律「それがあんたってわけか……でもそれって、悲しくないか? だって、誰か仲間と本気で笑い会えたり、しないだろ?」

タックマン「……そうかもしれないな」

タックマンはそう言うと、半月形の武器を投げてビルの上に昇り、去ってしまった。
と、タックマンの去った跡に、何か紙切れが落ちていることに律は気付いた。

律「lovely-sister-love? なんじゃこりゃ」

いや、これは見覚えがある文字列だ。
これは……。

律「憂ちゃんの、アドレスだ……」


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