過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[saga]
2011/03/18(金) 15:36:42.35 ID:aSwND5LAO

それはこの連日続いた追撃戦の最中、能力追跡を実際に攻撃に転換し、自身のAIM拡散力場に介入されかけた垣根帝督が行き着いた一つの可能性。滝壺理后の本質。

言葉通りならそれが何を意味するのか。

能力者が無自覚に発するAIM拡散力場。それを自由自在に制御できるという事は、それを媒介にし、他者の『自分だけの現実』そのものを自在に制御出来るという事と同義。

つまり、能力者の強度は勿論能力の系統すらも自在に制御。現第一位のレベル5を超える能力者を生み出す事も、レベル5をレベル0にする事さえも可能にする、この学園都市の機能を一人で賄える可能性がある絶対無二の能力者。

一方通行や未元物質、学園都市のトップ2なんて霞んでしまう程の超能力。

垣根「滝壺理后が順当に成長していたら、そうなる可能性があった」

心理定規「……それなら尚更生かしておくべきじゃないと思うんだけど?」

心臓が掴まれたかのように、体から熱が引いて行くのを感じた。震えないように、自分の熱で温まった枕をギュッと抱き締める。




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