過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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871: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:03:57.40 ID:Jq0MGcRl0


浜面「……インデックスを、助けたかった」

上条「インデックス……?」

浜面「ただの……記憶力がいいだけの女の子だ。
   ソイツを助ける為に、どんな事でもする必要があった。
   どんな事でもしなきゃいけなかった」

インデックスを能力者にする為に。

インデックスを問題なく校内に忍び込ませる為に。

浜面「その為には、吹寄の協力が必要だった。
   確実にする為に、幻想御手で釣ったんだよ……
   無能力者なら、あんな堅物でも興味を示すと思ったからな」

上条「……ッ!!」

上条の腕が勢いよく伸び、再び浜面の胸ぐらを掴んだ。

上条「だからお前は、利用したんだな。幻想御手を利用して、吹寄を利用して……!!」

浜面「あぁ……だからどうした」

それの何が悪い。

上条「――ッ!!」

ぶちっ という音が聞こえた気がした。

浜面「ッぐ!!」

次の瞬間には衝撃、右頬に鈍い痛みが広がる。倒れそうになる体を、足で支える。
殴られた。それを理解した瞬間に、次の言葉が降ってきた。

上条「ふざけやがって……!!」

その言葉に、小さな火。マッチ程度の苛立ちが何かを灯す。

浜面「……テメェに何がわかるんだよ」



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