過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:03:57.40 ID:Jq0MGcRl0
浜面「……インデックスを、助けたかった」
上条「インデックス……?」
浜面「ただの……記憶力がいいだけの女の子だ。
ソイツを助ける為に、どんな事でもする必要があった。
どんな事でもしなきゃいけなかった」
インデックスを能力者にする為に。
インデックスを問題なく校内に忍び込ませる為に。
浜面「その為には、吹寄の協力が必要だった。
確実にする為に、幻想御手で釣ったんだよ……
無能力者なら、あんな堅物でも興味を示すと思ったからな」
上条「……ッ!!」
上条の腕が勢いよく伸び、再び浜面の胸ぐらを掴んだ。
上条「だからお前は、利用したんだな。幻想御手を利用して、吹寄を利用して……!!」
浜面「あぁ……だからどうした」
それの何が悪い。
上条「――ッ!!」
ぶちっ という音が聞こえた気がした。
浜面「ッぐ!!」
次の瞬間には衝撃、右頬に鈍い痛みが広がる。倒れそうになる体を、足で支える。
殴られた。それを理解した瞬間に、次の言葉が降ってきた。
上条「ふざけやがって……!!」
その言葉に、小さな火。マッチ程度の苛立ちが何かを灯す。
浜面「……テメェに何がわかるんだよ」
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