過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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872: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/29(月) 01:05:01.00 ID:Jq0MGcRl0


つぶやきが、頬の痛みが、今の今まで溜め込んだ何かが、燃料となって燃え広がる。

浜面「テメェに何が分かるんだよッ!! あぁッ!? 何も知らねぇだろうが!!
   アイツの事も、俺がどんな気持ちでアイツのそばにいたのかなんて事も!!!」

爆発したその感情は、その言葉は、どこかで聞いた事がある言葉だった。

……どこだっけ。

上条「あぁ、知らねぇよ。でもテメェはやっちゃいけない事をした。
   誰かを守りたいからって、他の誰かを利用するなんて一番やっちゃいけねぇ事なんだ!!!」

浜面「奇麗事抜かしてんじゃねぇッ!!」

上条「じゃあテメェは吹寄の気持ち知ってんのかよ!! お前の都合に巻き込まれて、
   あんな風になった吹寄の事を少しでも考えたのかッ!!」

浜面「ッ!!」

浜面の言葉が途切れる。それは肯定の証拠だ。
少女の気持ちを考えたか。
幻想御手を渡して少女がどう悩むか考えたか。

答えは、今の浜面のそれだ。

上条「アイツは泣いてたぞ!! 泣いてたんだ! 泣きながら自分が悪いって言って朝から電話かけてきた。
   そんな状況に追い込んだのはテメェじゃねぇかッ!!それでもテメェは悪くないって言えんのかよ!!」

浜面「う、っるせぇんだよ!!」





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