過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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971: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/09/20(火) 05:17:47.51 ID:xWIJga+F0

初春「やっぱり……いくつか調べてみましたが完璧に痕跡を消している方と
   ギリギリ特定されないレベルまで残っている方。どのアップローダーを調べても、
   この二種類しかありません。」

上条「あのさ……そもそもこのレベルアッパーって何のメリットがあるんだ?」

上条のその言葉に、初春が振り向く。

初春「メリットって……簡単にレベルが上がる事、じゃないんですか?」

上条「それは使用者のメリットだろ?」

浜面「ばらまいている側の……メリット」

その言葉に引き寄せられるかの様に、思考の海に飛び込む。
そもそもこの幻想御手というものを使って、犯人はどんな得をするのか。

浜面「……愉快犯じゃねぇの?」

初春「それは思考放棄だとおもいます……」

浜面「…………」

上条「…………」

初春「…………」

結論は保留。特定するには、まだ決定的な何かが足りない。

浜面「分かったのは……これだけか」

軽く、ため息。同時にソファーに転がっている猫も鳴いた。

初春「それだけでも成果です、多分。わたし一人じゃ分かりませんでした」

振り向く事無くキーボードを鳴らし続ける彼女がそう呟く。

初春「それに、まだまだ分かる事はたくさんありますよ」

浜面「……あぁ」





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