過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/04/06(水) 20:53:33.29 ID:EpQqUMcy0
『ぐ……!』
駆逐鎧の中から声が聞こえた。中の人物もどうやら相当の重傷らしい。
人の原形を留めていなかったから無人タイプだと推測していた一方通行は、苦虫を噛み潰したよう
な顔で接近する。
だがそれと同時に、生存していた事実に多少ながら安堵もした。
「まだ息がある内にオマエの知ってる事を全部ブチまけろ。そォすりゃ後の事は請け負ってやる」
とりあえず、こいつは病院送り決定だ。と一方通行は心中で吐く。
けれども、敵として認知している人間の発した戯言を真に受けるのは中々にして難しい。
当然だが、この言葉に耳を貸すはずがなかった。
向けられた銃口から、不条理にも消したばかりの炎が再出される。火炎放射器だと認知した時には
辺りが火の海の化していた。
逃亡も戦闘も不能に追い込まれた組織の人間が取る典型的手段。
それは、“全てを焼き尽くして何も残させないこと”だ。
その“全て”には無論、自分自身も含まれる。
「チッ」と舌打ち後、一方通行は自身に降り掛かる炎と周りの炎網壁を一緒に吹き飛ばす。
ありとあらゆる能力に恵まれた学園都市が誇る最強の力は伊達ではない。
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