過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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338: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/15(金) 20:48:13.93 ID:LvToF1A+0


まだ、彼の口から直接伝えていなかった言葉。
そしてこれを言ってしまえば、おそらくもう―――――。


「……言っただろォが。オマエが一人でも生きていけるよォになるまで、俺がずっと―――」


「それじゃあいつかは別れが来るってことでしょ? ……それがあなたの答えなら、もっと
 ストレートに告げて」


引き下がる姿勢? そんなものはどこかへ綺麗サッパリ放り投げてしまいましたという表情
で促される一方通行。
ここまで来ると、下手な言い逃れや抗弁では手の施しようがない。
番外個体の頑固さは、これまでの共同生活のおかげで否応にも知り尽くしている。

潮時、か。

これ以上引き延ばしにはできないのが、空気からも伝わってきている。


「………番外個体」


ちゃんと言葉に出して伝えて欲しい。証が欲しい。番外個体の瞳がそう訴えていた。
一方通行が、ゆっくりと静かに紡ぎ始める。


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