過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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440: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/28(木) 21:40:45.57 ID:twZfxaNF0


「……おい、そりゃ一体何の真似だ?」

「今、テメェを逃がすわけにはいかねえんだ。コッチも意地を通させてもらうぜ」

「そンなモンで俺が止められると本気で思ってンのか? 何があったか知らねェが、錯乱
 してるにも程があンだろ」


「ああ……、本気だよ」


今度は怒りを通り越したような冷静口調で語る。この間も銃口は一方通行に向けたままだ。


「どんな小汚え手を使ってでも、テメェには付き合ってもらわなくちゃならねえんだ……。
 こちとらとっくに腹は括ってんだよ。どうしても行くってんなら、俺をこの場で殺してみな」

「意味がさっぱり分かンねェよ。狙いは何だ? 俺に何の用があるっつンだ?」



「――――黙って俺と一緒に来てもらう。拒否は認めねぇ」



銃を握る手に力を込め、浜面は眉間に皺を寄せた。虚勢でもハッタリでもない。
彼は本気で一方通行を止めるつもりなのだろう。一方通行の恐ろしさを知っているにも関わらず、
それでも退こうとしない強固な意志。一体何が彼を突き動かしているのか、一方通行には未だ見当
もつかなかった。


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