過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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464: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/28(木) 22:29:55.00 ID:twZfxaNF0


この言葉の直後、放たれた複数の釘は紫電を失くし、冷たい地面に次々と落下していった。
カラン、カラン、と無機な音が地を鳴らす。

番外個体の眉が大きく吊り上がる。
一体何が起きたのか、皆目見当がつかなかった。


「は……?」


「アンタが『電撃使い』なのを知ってて、手を打たないとでも思った? 二酸化窒素でも
 発生させられちゃあコッチとしても困るンだよ」

「気づかなかっただろォけど、手の先から微量ずつ窒素を流出させてたのさ。ちょうど私
 とアンタの間に壁を作るよォ調節して酸素濃度を低くさせれば、対電撃用の戦法は樹立
 する。大気中の気体の割合を一方的な窒素で狂わせ、電流の空気抵抗を促進させたって
 ワケだ」

「とは言っても、こンだけじゃあ流石に今みてェな威嚇レベルの低電圧を防ぐのが限界だ
 ろォな。大能力者級のアンタを相手にするには若干まだ心許ない。が―――――」



「―――――私の手札も、当然これだけには終わらねェ」




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