過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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640: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/06/05(日) 20:04:22.85 ID:/aftsAzx0


ところが、掴まれた当初こそ表情を歪めたものの、やがてすぐに普段の冷静な口調で結標は言葉を返してきた。


「ご挨拶ね、コッチは曲りなりにも貴方に恩を感じてるのよ? 勿論、“勝手な真似しやがって”とも思ってるけどね」

「黙れ。オマエがどォ感じてよォが、俺の知ったこっちゃねェンだよ。命が惜しけりゃ、二度と暗部には関わってくる
 ンじゃねェ。次はこンな生易しい警告じゃあ済まさねェぞ?」

「そんなに一人でカッコつけたいんなら、学園都市の外でやんなさいよ。私もこの街に腰を置いてる以上、他人事で流
 せる事態じゃないでしょう? 『原子崩し《メルトダウナー》』から大体のいきさつは聞いたはずよ」


「そこにオマエが絡ンでいいかどォかはまるっきり別の話だろォが!!」


「強がってられる身分かどうかも分からないの!? ふざけないで!! あんたのエゴに黙って従ってやるほど腐って
 ないのよ!!」



「………っ!!」



最後の応酬には互いの感情が交差するように飛び、しばしの沈黙と詰まるような息が残る。

やがて仕切りなおしのように落ち着きを取り戻した両人。
まずは一方通行が静かに囁いた。


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