過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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642: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/06/05(日) 20:07:18.70 ID:/aftsAzx0


ハッタリかと思ったが、どうも違う気がした。というか妙な寒気が全身に走った。
とりあえず、自分にとってかなり都合の悪い末路が用意されているのは何となくだが読み取れた。
しかし、ここで退くわけにはいかない。こちらにも譲れない信念がある。少なくともこの問題に彼女を関わらせるわけには
いかなかった。


「………どォしても、退く意思はないってか?」

「残念ながら……ね。もう手遅れよ。貴方に死なれでもしたら、後味が悪いなんてモンじゃないから」

「そォか………」


やはり、話し合いでは解決しそうにない。
ならば、と一方通行は首筋のスイッチに空いていた手を伸ばす。


「手荒な手段はできるだけ避けたかったンだが……そォいうことなら仕方ねェよなァァ」


最終手段。

『記憶神経操作』という禁断の方法を選ぶしかなさそうだ。

これを行うことで、結標の脳に何がしらの後遺症は残ってしまうやもしれない。
言葉にした通り、できるなら避けたかったが、強情な彼女の意思を無理矢理変えるにはもうこれしかなかった。
すべては、この闇から救われた少女の明るい未来のため。
どこまで弄れるか、どこまで忘去させられるかは直接触れてみなければ分からない。いや、そもそも上手く消去できる
のかどうかすら分からない。何しろ前例がないからだ。


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